CANONET QL17 レストア

友人のカメラです。絞りとシャッターが固着していて動きが悪いです。
レンズユニットを外して絞りとシャッターをクリーニングすれば大丈夫だろうと思いあずかりました。
ところがこれが中々大変なことになっていて。

定石どおり銘板の外側のかに目リングを外します。

が!粘りつくように重く、かに目の山をなめてしまいました。(T.T)

容器に取り分けたCRC556を注射器でかに目のネジ部に注入して一晩置いておきます。(組立時にCRC556は洗浄します。)

一晩置いて、どうやらかに目は外せました。ネジ部を触るとグリス状の油が塗ってありました。

固定ネジにグリスを塗る必要はありませんから、このカメラは素人の手がいくらか入っているようです。

なんか憂鬱。

前玉レンズも外しました。

なんと前玉レンズのネジにまでグリスがついていました。

ついていたグリスはベンジンで洗浄しました。

 

軍艦部を開く為にシャッターボタンのリング部を外します。
ゴム板等でシャッターを押しながらまわすとリングが外れます。ネジが堅い時にはペンチ等を使いますが、リングにネジがつかないように間にゴム板などを挟んで下さい。

巻き戻しクランクは裏蓋を開けて、フィルム軸をペンチなどで固定してから手でクランク部分を手で回すと外れます。

軍艦部の左右側面、背面に計3本のネジがあります。

それぞれの形状長さが違うので組立時には注意してください。

底部は電池カバーを外して2本のネジを外すと開きます。
前面の化粧皮を剥します。

通常、ゴム系の接着剤で接着してありますが、このカメラは別の接着剤で固定してありました。
どう見ても素人仕事です。

鬱鬱。

化粧皮は全部剥さずにレンズユニットの固定ネジが見える所までで十分です。

「QL」のプレートの下側に真鍮のパネルがあるので無くさない様に注意。

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